2016年3月28日月曜日

Shuttle DS81を買ってESXi 6.0をインストールした話② (ESXi Custom Image作成~インストール完了まで)

前回、DS81の起動まで成功したので、引き続きOSインストールを行う。複数の仮想化サーバを構築したいので、ESXi 6.0をインストールすることにする。

★前回はこちら↓

Shuttle DS81を買ってESXi 6.0をインストールした話① (組み立て~起動まで)
https://tech-mmmm.blogspot.jp/2016/03/shuttle-ds81esxi-60.html

ESXi Custom Imageの作成

DS81のNICは「Realtek 8168」という種類のようだが、これは通常のESXiのインストールメディアにはドライバーが組み込まれていない。ESXiはインストール時にNICが1つも見つからない場合、インストール画面が先に進めなくなる仕様となっているため、事前にドライバーを組み込んだインストールイメージを作る必要がある。これをCustom Imageという。

Custom Image作成は、以下のサイトのPowerCLIベースのツールを利用する。私が利用した際は、「Version 2.4.3 (2015-09-11)」となっていた。

・ESXi-Customizer-PS
http://www.v-front.de/p/esxi-customizer-ps.html

前述のとおりPowerCLIベースのツールであるため、PowerCLIもダウンロードしてインストールしておく。

・vSphere PowerCLI 6.3
https://developercenter.vmware.com/web/dp/tool/vsphere_powercli/6.3

Realtekのドライバは以下からダウンロードする。

・Realtek NIC on vSphere 6
http://www.vdicloud.nl/2015/02/07/realtek-nic-on-vsphere-6/
ファイル名:net51-drivers-1.0.0-1vft.510.0.0.799733.x86_64

以上で必要なものは揃った。

後はPowerCLIを起動して、以下の構文でESXi-Customizer-PSを実行するだけでよい。なお、インターネットからISOをダウンロードしつつドライバを組み込んでCustom Image化するので、インターネット接続できる端末にて実行すること。

   .\ESXi-Customizer-PS-v2.4.ps1 <バージョン> -pkgDir <ドライバ保存フォルダ>

   <バージョン>
    -v50 : Create the latest ESXi 5.0 ISO
    -v51 : Create the latest ESXi 5.1 ISO
    -v55 : Create the latest ESXi 5.5 ISO
    -v60 : Create the latest ESXi 6.0 ISO

   <ドライバ保存フォルダ>
    Realtekのファイルを保存したフォルダを指定。

以下に実際に実行した結果を記載する。

   .\ESXi-Customizer-PS-v2.4.ps1 -v60 -pkgDir c:\mydoc\vib\


以下のとおり、Realtekのドライバーが組み込まれているのがわかる。

-----------------------------------------------
Loading Offline bundles and VIB files from C:\mydoc\vib\ ...
   Loading C:\mydoc\vib\net51-drivers-1.0.0-1vft.510.0.0.799733.x86_64.vib ... [OK]
      Add VIB net51-drivers 1.0.0-1vft.510.0.0.799733
 [New AcceptanceLevel: CommunitySupported] [OK, added]
-----------------------------------------------

成功すると、ESXi-Customizer-PSと同じフォルダに「ESXi-6.0.0-20160302001-standard-customized.iso」というファイルが出力される。6.0のどのバージョンになるか気になったので、インストール後にバージョン確認をすると、以下のとおりISO作成時点の最新版となっているようだった。

   [root@esx01:~] vmware -vl
   VMware ESXi 6.0.0 build-3620759
   VMware ESXi 6.0.0 Update 2

ブート可能なUSBメモリの作成

Shuttle DS81にESXiをインストールするため、USBからのインストールをすることにする。検索するといくつかフリーソフトがあるようだが、今回は「Rufus」を使うことにする。

・Rufus
http://rufus.akeo.ie/

このツールを使って、以下の様な設定でブート用USBメモリを作成した。


何やらエラーが出たが、よくわからないので「はい」を選択しておく。その後は特に問題なく、USBへの書き込みが完了した。


ESXiインストール

後はESXiのインストールとなるのだが、起動する前に、先ほど作ったUSBメモリを背面のUSB3.0ポートに指しておく。起動直後に「DEL」キーを押しBIOSに入り、Boot順位変更の画面を表示する。この際にUSBメモリが選択可能となっているはずなので、順位を一番上に変更しておく。

なお、私の場合、流用したSSDに、以前のESXi環境がインストールされていたため、意図的にSSDをBoot対象から消しておいた。

後はBIOSを保存して再起動すると、USBメモリからインストーラが起動するはず。NICも正常に認識していれば成功となる。

まとめ

久しぶりにCPUやメモリを自分で組み立ててPCを作るのは、なかなか楽しい経験だった。また、ESXiのCustom Imageの作成やUSBメモリからのブート方法を試す良い機会だった。

現在このPCはWindows、Linuxだけでなく、メーカーから提供されている評価版製品や仮想ルーター等をインストールして遊んでいる。検証で遊ぶ分にはCPU・メモリ・ディスク速度の性能はまったく問題はない。しいて言えば、ディスク容量が256GBと少ないので、将来的にはmSATAの増設を実施するかもしればい。

0 件のコメント:

コメントを投稿

人気の投稿